真宗 紫雲山 正覚寺

 今日の一品

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今日の料理
いつも美味しいお料理を出して下さるご門徒さまですが、今日はレンコンのきんぴらと鶏ささみの唐揚げ、茄子のみそ和え。ご馳走様でした。
 「御正忌報恩講」には毎年、美味しい大根の漬け物をお供え頂き、お斎の折に、ご門徒の皆様にお出ししております。是非お参り頂き、お召し上がり下さい。
 いつも本当にありがとうございます。

 『御正忌報恩講』・御華束

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『報恩講』(ほうおんこう)はその準備から、さまざまなところで篤信なご門徒の方々の協力によって支えられています。
 「御華束」。これは「おけそく」と読みます。

 色鮮やかな小餅での飾り付けは、『報恩講』ならではのものです。御華束用に、当寺ではもち米を12キロ用意します。
 小さく丸められた餅が沢山つくられ、そしてそのひとつ一つの小餅を、お世話人の方々が丁寧に串にさし、合計三対(6本)の御華束が綺麗に彩られ、本堂内陣に荘厳されます。

 お斎(おとき)

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お斎は伝統的な『報恩講』の食事で、大切な仏事のひとつです。婦人会の方々によってつくられ、皆様のもとに並べられます。

 「斎」の文字は「つつしむ」を意味します。正午以前に一回食べるのが仏弟子の正式な食事でした。これが転じて、肉食をしないこととなり、仏事の時の食事を言うようになり、仏事法要などに食を供養するのを斎食(さいじき)というようになりました。「おとき」ともいいます。
 (「広説仏教語大辞典」中村元)より参考

 大谷嬉子様はご著書『慈光のなかで』(本願寺出版社刊)において「おときのこころ」を次のように申されています。

 私ども、浄土真宗のみ教えをいただく者は、厳しい戒律に生きるということはありませんが、毎月の宗祖聖人のご命日をはじめとして報恩講のご法要の折、また永代経法要の時、お精進をする習慣になっています。(中略)心してお精進をして、常々どうしても殺生をせずには生きられない私を、あらためて振り返れば、そのようなわたしであるからこそ、み仏さまのご本願に救われる身であることを、聖人を、また親しい故人を偲びながら、喜ぶことができると思います。また、それぞれの寺院の伝統のお斎は、(中略)遠い祖先と、同じ念仏に生きているという念いを深めることができるでありましょう。そして、そのお斎が継承されて、また未来を生きるであろう子孫にも、その念いが伝わってほしいと思います。(「しみじみと報恩講」籠谷眞智子)より

 栗

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9月17日、台風13号により正覚寺も被害をうけ、修理をすることになりましたが、その台風の最中、たくさんの栗を届けて頂きました。
 「山に入っていたので、すっかり台風のことを忘れていました」とのこと。とても大きな栗。それに子どもたちが栗のイガをみたことないだろうと、わざわざ届けて下さいました。
 20日は掃除日。栗ご飯を作って皆さんの食べて頂こうと思っております。どうぞお参り、掃除ご参加頂き、美味しい栗ご飯を食べに来て下さい。

 駐車場ご案内

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駐車場が遠く、お参りに際しまして大変ご迷惑をお掛けいたしておりました。このたび正覚寺南側に駐車場が完成いたしました。
どうぞご利用下さい。

 今日の一品

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 毎月お参りの折りに出していただくおいしいお料理。今月はジャガイモをつぶして、お餅のようにして、フライパンで焼きます。それに砂糖醤油をつけて海苔を巻きます。これがとってもおいしいんです。私も挑戦しました。家族にも評判でしたよ。一度お試し下さい。

 もう一品は、アスパラを紫蘇で巻いて竹輪の中へ。酒のつまみには絶品です。
 つけものは、摘果したメロン。

 たぬき

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 数年前から早朝にタヌキを寺の前で見かけていました。誰も信じてもらえず、今度見かけたら絶対に写真に撮っておこうと思っておりました。たまたま今日はビデオが傍にあったので撮影できました。これで誰もが信じてくれると思います。
 前に見たときは、一匹でしたが今日は二匹でした。夫婦でしょうか、親子でしょうか。何を食べているのでしょうか。
 いつの日か子タヌキをつれている姿を目にすることもあるかもしれませんね。

 つばめ

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 四月六日、お参りから帰ると本堂に一羽のつばめが迷い込んでいました。
 丁度お掃除日ということで、お世話人の皆さんがお出ででしたので、何とか外へ出そうとするのですが、なかなか出てくれません。
 動物園に問い合わせると、明るい光に向かって飛びますから大丈夫です。そのうちに出て行きますということでしたが、内陣にフンをしだしたので、さあー大変。みんなで箒や手を叩いたりして、外へ追い出そうとするのですが、中々出てくれません。ついには子どもの蝉取り網を持ってきて捕まえようとするのですが、とても早くてどうしようもありません。あきらめて様子を見ることにしました。
 いつの間にか、本堂にはいなくて、よかったよかったと喜んでいると、何と今度は二階の和室に。
 また本堂へ逆戻りしないように、そっと窓を開けてやっと大空へ。