真宗 紫雲山 正覚寺

 お正月のお屠蘇について

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 正覚寺秋の彼岸会法要で「漢方薬と健康食品」というテーマでお話下さいました、松藤漢方薬局薬剤師・松藤健治様が、ご門徒の皆様へということで、屠蘇散をつくって下さいました。
 松藤氏は一切機械を使わず、薬研を使い全て手作りですので、沢山の量が作れません。今回、五十個の屠蘇散をお分けいただきました。
 ご希望の方は、正覚寺にお参り下さり、お尋ね下さい。但し、数に限りがございますのでお早めに。

 屠蘇散(とそさん)

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 中国の名医、華陀の処方
 (九種類の漢方薬を配合)
左上より、「陳皮(ちんぴ)」「浜防風(はまぼうふう)」「桂皮(けいひ)」「桔梗(ききょう)」
左下より、「三帰来(さんきらい)」「蒼朮(そうじゅつ)」「細辛(さいしん)」「山椒(さんしょう)」「大茴香(だいういきょう)(八角)」「丁字(ちょうじ)」
 
 「屠蘇散使用法」
 赤い袋から、中の白包を取り出します。正月前日の晩、紅白歌合戦が終わった頃、お酒の入った屠蘇器に白包を入れて下さい。(白包を破らないでください)

 薬研(やげん)

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 上の写真にあります漢方薬を、左の薬研で小さく粉状になるまで、何時間もかけて砕きます。一回で十数個分しか屠蘇散はできないそうで、大変貴重なものです。
 漢方薬作りとは、本当に手間暇のかかるお仕事ですね。

 漢方薬について、お尋ねの方は下記へ。
 大牟田市北磯町27−4
 0944−53−8497
 松藤漢方薬局

 成道会(じょうどうえ)

 お釈迦様が悟りを開いたのは、十二月八日とされ、仏教徒はこの日を「成道会」(じょうどうえ)として大切にしております。今日悲しい事件が次々とテレビで報道されます。仏教徒としてどうすることがもっとも尊い人間の生き方、在り方なのでしょうか。共に問い直す時を持ちたいものです。合 掌

 12月 正覚寺掃除日ご案内

今年最後の大掃除を、十二月十九日(月)に行います。
どうぞご協力ご参加下の程、 宜しくお願い致します。

 【 御正忌報恩講 】ご案内

「ありがとう」「生まれてよかった」 このような言葉をもって 自分の人生を 終わっていきたい  中川皓三郎

 秋冷の候、皆様にはお障りもなく 法味愛楽の事とお慶び申し上げます。

 さて、当寺におきましては11月19日(土)20日(日)の2日間、宗祖親鸞聖人様の報恩講を厳修いたします。真宗門徒として片時も忘れてはならぬみ仏のご恩、宗祖大師のご恩、受けしかずかずのご恩に報いる大事な法要が『御正忌・報恩講』であります。 この勝縁にご家族お揃いで遇い、報謝の懇念をおはこび下さるよう、御案内申し上げます。

 『報恩講』における各家庭の荘厳について

 当日までにお仏具の金属類はすべてお磨きし、お内仏(仏壇)のお掃除は殊に念入りにします。ごみやほこりは良質の毛箒で軽く払い、その後漆塗りまたは唐木の箇所は、柔らかい布で拭っておきます。艶出しには汚れ落とし液と水溶性の艶出し油をしみこませた布で拭き、その後、別の柔らかな布で拭き取ります。

打敷(うちしき)
 打敷はどのようなものでも結構です。上卓(うわじょく)前卓(まえじょく)にお掛けしますが、ご開山聖人の御影を脇にお掛けしているときは、その前の卓にもおかけいたします。
 お花は松の真であれば正式ですが、あながちに松にかぎらずともよいのです。これに季節の花、菊などを挿しまぜます。なお、平常はご本尊に向かって、左側に花、右側に燭台。中央に香炉の三具足のお飾りですが、『報恩講』では最も重い五具足(ごぐそく)のお飾りとなります。  前卓の両側に一対の花、その内側に一対の燭台。そして中央の香炉の五具足となります。

 正覚寺掃除日ご案内

『御正忌報恩講』のお掃除を十一月十一日(金)に行います。どうぞご協力ご参加下の程、宜しくお願い致します。

 紫雲廟 秋の法要 御案内

例年にない猛暑の夏も終わり、朝夕は随分凌ぎやすくなって参りました。
慈光照護のもと、皆様方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上をげます。

さて、当寺「紫雲廟」(納骨堂)秋の彼岸会法要を下記の通り相営みますので、ご参詣下さいます様、御案内申し上げます。

 秋彼岸会 【漢方薬と健康食品】

テーマ【漢方薬と健康食品】
ご講師:松藤漢方薬局 薬剤師「松藤健治」氏

今年の秋彼岸会には、松藤先生においで頂き、上記「漢方薬と健康食品」というテーマでお話頂きます。普段何気なく服用している、医薬品、サプリメント、民間薬。 私たちの生活に、なくてはならない薬、しかし服用を間違うと大変なことになります。 疑問質問、何でも結構です。どうぞ「彼岸会」ご聴聞頂きお気軽にお尋ね下さい。
お参り、心よりお待ち申し上げております。